愛犬の死

今日、我が家の愛犬ロンドが息を引き取ったと父から連絡があった。
ミニチュアシュナイザーの雄で、年齢は13歳。
私が高校を卒業して家を出る数ヶ月前に我が家にやってきたロンド。
だから私は一緒に暮らしたのはその数ヶ月間だけ。
それでも、母が私の匂いを忘れないようにと、私の古くなった洋服をブランケット代わりに小屋に入れて置いてくれたおかげなのか、たまに帰省した時に、家族以外の人に対しては警戒して吠えるロンドが、私に対しては吠えなかった。
年に数回しか帰省しなかったが、私はその度にロンドと遊ぶのを楽しみにしていた。
遊び相手の私が帰ってくるとロンドがワガママになり、私が実家から自宅へ戻ったあとも四六時中遊んでくれとせがむようになるので、私が戻った後はいつも大変だと母が言っていた。
年月が経ち、私に子供が産まれてからも、ロンドは子供達に襲いかかったりすることもなく受け入れてくれていた。
そんなロンドが、数ヶ月前、悪性リンパ腫にかかってしまい、手術もしたけれど全快には至らず、状態はどんどん悪くなっていたそうだ。
そして、昨日の夜中3時まで父が様子を見続けていて、ウトウトとして4時に気づいた時には息を引き取っていたということだった。
父は、ロンドの最期の瞬間を見られなかったと後悔しているのかもしれないが、私は、ロンドは父が眠ったのを見届けて安心して永い眠りについたんだと思う。
私は一緒に暮らした期間が短かったからか、思ったより悲しみは深くない。
きっと次の帰省の時に寂しさを感じるのだろう。
ただ、私のいない家で、父と母に明るさを与えてくれたことへの感謝が大きい。
ロンド、今まで本当にありがとう。